上海でもあの日本の有名店が…
先日、长宁区にある尚嘉中心を歩いていたら、
日本ではよく広告を見かけるアノ店を見つけました。
"アートネイチャーふさふさ"でお馴染みの
アートネイチャーですね。
最初、店の前を通ったときはアルファベットで"ARTNATURE"と書かれていたので
何のことか全くわかりませんでした。
しかし店の中と名前を、よ~く見たら
「あぁ、あのアートネイチャーか」と気付くことが出来ました。
日本ではアートネイチャーと言ったら、働き盛りの男性ハゲ対策というイメージがありますが
(すいません、私個人のイメージです。現在日本でのアートネイチャーのイメージが異なれば申し訳ありません)
上海の店舗では、大人な女性のためのお店ですね。
(店舗内部の様子↓)
会社HPの沿革を見たところ、2019年には天猫でECサイトをオープンしているようですね。
ただ、上海の店舗情報は載っていませんでした。
高級ショッピングモールの中だし、店舗名もアルファベット、片仮名両方が書いてあったので、一応本物かと思います。
(日本資本が入っているかは不明…)
ただ男性向けではなく、女性向けです。
私の周りの中国人友人2~3人に聞いただけですが
中国人は、日本人ほどハゲを気にしないとか…
(というかあまり中国人ハゲを見かけないなぁ…)
そのためアートネイチャーも中国は女性をターゲットにしているのだなぁっと思いました。
ちなみに大众点评で見たら、徐家汇にも店舗があるようですね。
そこも尚嘉中心と同じく女性用な雰囲気でした。
特に利用することはありませんが
日本企業の店舗があったら、敏感に反応してしまうなぁっと思った一日でした。
中国における卓球広告
7/26の夜に行われた混合ダブルス卓球決勝は感動しました!!
これまで世界卓球やオリンピックで、対中国戦になると
毎回力の差に絶望感へ陥っていましたが
(2012年ロンドンでの女子団体決勝や2016年リオでの女子準決勝 福原 - 李暁霞など)
とうとうあの中国勢を、オリンピックの舞台で破る瞬間を目撃出来たことに感激です!!
伊藤美誠選手には、東京オリンピックでやってくれるのでないかと期待はしていましたが
本当にやってくれるとは流石です!!
というかあの試合では、水谷選手が凄かった!!
目の治療などで、もう東京オリンピックは厳しいのかなぁっと思っていましたが
見事です!!
5年前のリオのときにも水谷選手の活躍には感動しましたが
(特に準決勝での马龙選手との戦い)
混合ダブルス決勝では、それ以上の興奮・感動を与えてくれました!!
オリンピックという大一番で力を発揮し切るその強さ、見事です!!!
伊藤美誠選手には、残る女子シングル・女子団体でも、是非金を獲得して欲しいです!!
(女子シングルでは石川佳純選手も応援しています。願わくば二人で決勝戦、そして石川選手に金メダルをとも考えています)
さて、感動のあまり前置きが長くなりましたが、
オリンピックが始まったということで上海市内ではオリンピックに絡めた広告をよく見かけます。
(実際の五輪のマークは、権利上使えていないようですが…)
今回は前置きで長々と書いた卓球の広告を紹介したいと思います。
最近の地下鉄内では、この卓球3選手の写真が溢れています。
真ん中はリオでの金メダルの马龙選手 (リオでの水谷選手との死闘は今も覚えています)
右は混合ダブルス決勝でも対戦した许昕選手。
左は現在の世界ランキング1位で、伊藤美誠選手がまだ一度も勝てていない陈梦選手。
3人とも今回の東京オリンピックに出場しています。
特に陈梦選手は、伊藤美誠選手が決勝へ進んだ場合、金メダルを掛けて戦うことになります。
すると現在の世界ランキング1位と2位における至高の戦いが見られそうですね。
ただその場合、石川佳純選手がどこかで敗北したことになるので、あまり伊藤 - 陈梦の決勝を期待したくありませんが…
話がずれましたが、马龙、许昕、陈梦の三選手が中国で最も期待を背負っていると言えそうです。
特に马龙選手は、リオでの金メダリスト、及びその後の中国、いや世界の卓球王者であり続けたために、人気は絶対なのでしょう。
(ただ最近の若者、特に90后以降の卓球人気は議論の余地がありますが…)
その中の一人、许昕を混合ダブルスとはいえ、日本勢がオリンピックの決勝で破ったことは、本当に凄いです!!
いやぁ~東京オリンピック観戦が、毎日の楽しみになって来ました!!
よくわからない日本語
中国にいたら、変な日本語というか
少々理解困難な日本語にも出会います。
まぁ日本語を母国としない人が、日本語を操るので当然といえば当然だと思っているのですが
たまに変な日本語というか、理解が難しい日本語にも出会います。
先日、そんな日本語に出会いました。
「のシンプルなポスターデザイン」
うん、突っ込みどころがたくさんありますね。
・「の」と最初にあるが、「の」は何を受けているのか?上に書いてある猫の手か?
・「シンプ」と「ル」で文字を切っているのは何故か?
・そもそもメッセージがよくわからない…
まぁ深く意味を考えずに、デザインだけでカッコイイと判断したのだと思いますが…
振り返れば日本人だって、理解困難なアルファベットだったり、アラビア語が書かれた
Tシャツを着ていますからね。
カッコイイからという理由で…
そういえば数年前に日本語の漢字で刺青を入れている外国人を特集したTVを見たことがあります。
「魂」とか「家族」とか、まぁ理解出来るものを彫っている人もいますが
「外人」とか「米」とか、カッコイイとは言い難いものを掘ってる人もいましたね…
人間どこの国・文化でも、考えること・することは同じだなぁって思いました。
と同時に、少なくとも私は書いてあるメッセージ・文字が理解出来ない
デザインの物は身につけないようにしようと強く思いました。
100周年
本日7月23日は記念すべき日でもあります。
"東京オリンピック"!!と日本では盛り上がっているかもしれませんが、中国にとっては違います。
100年前の7月23日、上海市新天地(現在の兴业路76号)で、
第一回中国共産党大会が開かれた日です。
本来であれば、この日が共産党の記念日として最も盛り上がっていいのではないかと考えているのですが
盛り上がりは7/1がピークでしたね。
(71/の外滩でのライトアップショー)
ただ2021年7月は上海市中(中国全土)で共産党100周年のお祝いが見られたので
その一部を紹介します。
地下鉄構内にて(第一旧址・新天地駅にて)
銀行の前にて
大通りの前で
上海虹桥站のプラットフォームにて
若者が集まるショッピングモールにて。
The上海といえる、外滩・东方明珠塔の目の前にて。
ふとした交差点にて
本当に街中いたるところで“庆祝中国共产党成立100周年”という言葉が見られます。
中国で暮らしている人で、2021年が中国共产党成立100周年ということを知らない人は
いなくなったと断言出来るでしょう。
これを街中(国中)で行える中国共産党の力は、本当にスゴイと思います。
日本で、自民党が100周年というイベントをこれだけ大体的に行ったとしたら…
国民から、大ブーイングが来そうですね。。。
そもそも自民党には、こんなイベントする気もないと思いますし、出来ないと思いますが…
(そもそも自民党って設立何年目なんだろう…)
ふと思ったのですが、"一党独裁は悪だ"みたいなニュースが日米を中心によく見かけますが
中国や北は非難して、シンガポールやサウジアラビアは全く批判しないですからね…
よくわからんダブルスタンダードや。
自分自身も中国に住む前、というか住んでからもこの国の体制に対して"?"と思うときはありますが
"?"は日本に住んでいても、頻繁に感じることでもあります。
賛否は当然あると思いますが、偏見を取り払って見ると
この国は上手く統制されているなぁっと個人的には考えています。
来年、5年後、10年後、100年後とこの国がどうなるか全くわかりませんが
日本の書籍で見かけるような、中国滅亡論ということはまだ起こらず
面白そうな明るい未来が待っていると考えています。
まぁ歴史を振り返ると、いつかは国、というか体制が崩壊するのは必至かと思いますが
今の体制は簡単には崩壊しないでしょうね。