2021年6月30日 中国共産党結党100周年前日
2021年7月1日は建党节,中国共産党が結成された日と設定されています。
そのため中国各地では、この記念すべき日を祝おうとする動きが
日々活発になっています。
前日の6/30から、イベントが行われるという情報が溢れていたので
各地を見てきました。
新天地
中共一大旧址の目の前に式典の準備がされていました。
そして、式典会場、及び中共一大旧址には全く近づけなくなってました(17時半過ぎ)
6/30の午前中は、中共一大旧址に近づけたようですが
午後から7/1の式典準備が進んだのでしょう。
トラックで道を封鎖って凄いな…
ちなみに新天地付近にある香港广场のオフィスビルに入る場合
内部のスタッフに迎えに来て貰う必要がありました。
いつもは受付でQRコードを貰って入る形式なのですが
6/30と7/1は警戒レベルが上がり、通常オペレーションではなくなっていました。
外滩
ここでのライトアップが凄いという噂はすごく出ていました。
光のショーも行われていたようですが、あまりにも混雑していたため
避けて北東側をブラブラしました。
ショーの様子は、「引きこもり系上海駐在員の日常」さんのブログでわかりやすく書かれています。
上海外灘レーザーショーを見てきた~中国共産党100周年記念 - 引きこもり系上海駐在員の日常
国家主席が宿泊される建物。
浦东側から見てもライトアップが綺麗です。
浦东側からの眺め。(北外灘)
普段は暗くなっているゾンビビルもライトアップしています。
真っ赤っかの东方明珠塔。
党なのか、国家なのか、共産主義への愛着なのか。
取り敢えずライトアップは赤ばかりです。
外白渡桥も赤。
外白渡桥、东方明珠塔,人民英雄記念塔と全てが赤いです。
でもバレンタインデーのときにも赤かったので、特に感動はしませんでした。
写真が上手く撮れませんでしたが、上海中心のTOPが共産党のシンボル
鎌と槌になってました。
このときはSWFC(森ビル)も普段の青ではなく、赤色に染まっています。
共産党カラーに染まってますね。
乍浦路桥は歩行者専用になっていました。
2020年まで、乍浦路桥は人通りが少なく、外灘の景色を眺める穴場スポットと考えていたのですが
2021年頭に苏州河北側の道が整備完了以降、眺めが良い場所として人が集まるようになって来た気がします。
帰ろうとしたら、南京東路駅の入口に長蛇の列が出来ていました。
並ぶの嫌なので、人民広場まで移動します。
家の近所
夜23時過ぎでも、共産党100周年の表示は消えません。
こういう記念行事の祝賀イベントを見ていると、中国 (国家というよりは共産党)の
徹底する力、実行力は凄いなぁっと実感しました。
金茂大厦(Grand HYATT)での絶景展望朝食ビュッフェ
陆家嘴には、3兄弟がいると言われています。
上海に住んでいる方には言わずもがなですが
上海中心、SWFC(上海環球金融中心。通称:森ビル)、金茂大厦のビッグスリーです。
上海中心が完成してから、金茂大厦の存在感が日々落ちている気がしますが
素敵な楽しみ方を発見したので紹介します。
それは絶景を眺めながらの朝食ビュッフェです。
上海市にある高級ホテルのレストランでランチ・ディナーを行おうとすれば
300~1000元くらいは余裕で必要ですが
朝食であれば、100~200元程度で楽しめます。
ちなみに金茂大厦の朝食ビュッフェは、キャンペーンもあり128元(約2200円)でした。
一応予約必須です。
ただ当日にチケット購入、当日予約でも、全く問題なく入れそうな感じでした。
料理の種類は、普通の良いホテルと似たような感じかなぁっと感じました。
ただデザートが無かったのは(見つけられなかった?)のはやや残念。
果物やヨーグルトはありましたけどね。
しかし、パンは種類も多く、かつ美味しい。
この点はパン好きには高ポイントでした。
ちなみに私が盛った皿の紹介です。
盛付けが美しくないのは、ご容赦下さい。。。
パン尽くし編
個人で好きなものを適当に取った皿。
もちろん中国ホテル定番の麺もあります。
(正直この麺はイマイチだった…)
個人的には料理よりも、展望が良かったと感じました。
东方明珠塔や黄埔江、高層ビルを眺めながら御飯を食べれます。
生憎の梅雨空でしたが、個人的には満足。
恐らく人生で一番高所での朝食だったかと思います。
確か54階か56階です。
ちなみにトイレも美しく、絶景だったので驚きました。
トイレの窓からの眺め。
無難に金茂大厦(Grand HYATT)で有名なロビーも見てきました。
綺麗ですね。
朝食だと、ランチと比べて比較的安く
しかも早起きするので、一日を有意義に使えるメリットもあります。
今後もたまに高級ホテルで朝食を食べに行こうかなぁっと考えました。
宿泊したり、ランチするよりはコストパフォーマンスの点から全然良いと思いました。
ディナーはディナーの良さ、ディナーの目的があるので、別枠ですけどね。
苏州河北側ランニングコースの様子
いつものように苏州河南側をランニングしていたら、
北側でもランニングや散歩している人を見かけたので、苏州河北側を偵察してきました。
今回確認してきた区間は、
東は古北路東側の一号绿地と呼ばれているエリア
西は苏州河游览码头(双流路と哈密路の間くらい)までです。
先ず東側から。
一号绿地から東へ抜ける道が未整備です。
一号绿地を通って東へ抜けようと考えていたら、下記写真のように2つの道ともに
工事中でした。
そもそも一号绿地に入る入口自体が工事中の雰囲気を出しています。
しかし中に入ると、散歩している人は多くいました。
(写真がピンボケしてますね…)
ちなみに一号绿地の中には、下記写真のような橋もありアップダウンの練習が少し出来ます。
古北路桥の付近も、まだ整備中の雰囲気が出ていました。
下記写真の奥が一号绿地です。
古北路桥を通り過ぎ、西へ進むとすぐに少し洒落たエリア(苏河水岸驿站)が現れます。
ここは5~6年前くらいから整備されているのですが、イマイチ利用されておらず…
何のために作ったのかよくわからないエリアとなっています…
そして2021年6月時点で一番走りやすい古北路-威宁路の間の道。
威宁路を通り過ぎると高架が入り混じっており、高架の下のコースを走ります。
そして苏州河游览码头付近。
写真のように工事中の様子が見られます。
右折すればまだコースが続いたようなので進んでみましたが、
下記写真のようにすぐ工事未完了現場でした。
ちなみに苏州河游览码头付近では、下記のように船着場となっているので
迂回することになると思います。
2021年6月末時点では、まだ苏州河北側は工事中の箇所が多く、
さらに繋がっていない場所が多いため、あまりランニングには向きません。
(それでも片道3kmくらいは走れるのかな?)
苏州河南側では中山公園から西へ進むと片道約10kmちょっと、
苏州河から逸れて虹桥駅の方へ南下するルートも辿れば片道15km以上走れます。
そのため2021年6月末時点では苏州河南側の方が、ランニングに適していると考えています。
トイレの数も多いですし。
そして夏場はパンツのポケットに携帯を入れていると
携帯がずぶ濡れになり、写真に影響が大きく出るということがわかりました…
次回からの要反省事項です。。。
夏の風物詩
週末、复兴中路をブラブラしているときに夏の風物詩を見かけました。
写真を見ての通りスイカです。
別に西瓜自体は珍しくも何ともないのですが
上海や近郊の江苏省や浙江省では、5月末頃から上記写真のように
西瓜だけを扱っている西瓜専門店がポツポツ現れます。
ここ1,2年の上海では見かけることが少なくなってきたなぁっと思ってましたが
未だ季節の風物詩と言ってもいい、臨時の西瓜販売店が上海でも健在だったので
嬉しくなりました。
写真店舗の上部を見ていただければわかるように、マネキンが置かれています。
臨時西瓜販売店になる前は、何のお店だったか記憶は不確かですが
恐らく衣服を売っていた店なのでしょう。
衣服を売っていた店主が、臨時で西瓜を売り始めたのか
西瓜シーズンになると
店舗のオーナーが衣料品店を追い出して西瓜店にしたのか
謎です。
でもこのようにパッと店舗が変わるのは、中国らしく面白いなぁっと感じています。
国賓施設(国家指導者が泊まる施設)
外滩沿いに新しい施設が出来たと耳をしたので、見に行ってきました。
場所は、夜景が綺麗なルーフトップバーがある上海外滩茂悦大酒店(HYATT)の目の前です。(下の赤丸です)
2020年夏頃から工事をしていて、何を作っているのかなぁっと思っていましたが
来月7月1日から始まると言われている、「中国共産党100周年記念式典」のためのようですね。
噂では6/30~7/1に国家主席が宿泊するとか…
それにしても上海外滩茂悦大酒店の目の前に、こんなんが出来るとは…
ホテル側としてはイイ迷惑ですよね。
お偉いさんが来るときは、ホテルの稼働率は制限されるのでしょう。
低層階の部屋からは、この建物のせいで外滩の眺めが見られないという悲しさも発生します。
きっとホテル代は下がるのでしょう。
それにしても、ここ1年間の上海市は、この建物の3~6階のような
赤とグレーのレンガ作りの建物を増やしすぎていると思う。
租界地に多かったかつての伝統式スタイルと言いますが…
綺麗、かつ真新し過ぎるので、もう少々歴史の重みが感じられる古さを出せないのかっと思ってしまいますが
美的感覚の違いからか、中国は綺麗に新しく作りますからね。
遺産修復の様子を見ていても、そんな綺麗にせずにありのままにしてくれない(修復)してくれないかなぁっと頻繁に思いますし。
入口には"世界会客厅"と書かれています。
きっとこれから各国の国賓は、こちらに招かれるのでしょう。
ちなみに人民英雄記念塔からも眺めれます。
右下の新しくでっかい建物が、その施設です。
ちなみにその手前にある、小さくボロく見える赤レンガの建物は
かつての日本領事館です。
(どこにでも中国共産党100周年を祝うディスプレイがあるなぁ…)
今まで隣で工事をしていたため、よく見れなかったのですが
下の写真右側にある赤レンガの建物が旧日本総領事館です。
左にあるグレーの建物は、旧国連の建物とのことです。
VIPビルディングの隣にあります。
戦後の混乱後、人民解放軍の施設、ホテル、また軍関連の施設となり
現在はどうなっているか謎です。
恐らく軍関係の施設となっていると聞いていますが…
来週6/30(水)は、きっと国家指導者が来ているので
凄いこととなっていると思います。
時間に余裕があれば、野次馬しに来ます。