国賓施設(国家指導者が泊まる施設)
外滩沿いに新しい施設が出来たと耳をしたので、見に行ってきました。
場所は、夜景が綺麗なルーフトップバーがある上海外滩茂悦大酒店(HYATT)の目の前です。(下の赤丸です)
2020年夏頃から工事をしていて、何を作っているのかなぁっと思っていましたが
来月7月1日から始まると言われている、「中国共産党100周年記念式典」のためのようですね。
噂では6/30~7/1に国家主席が宿泊するとか…
それにしても上海外滩茂悦大酒店の目の前に、こんなんが出来るとは…
ホテル側としてはイイ迷惑ですよね。
お偉いさんが来るときは、ホテルの稼働率は制限されるのでしょう。
低層階の部屋からは、この建物のせいで外滩の眺めが見られないという悲しさも発生します。
きっとホテル代は下がるのでしょう。
それにしても、ここ1年間の上海市は、この建物の3~6階のような
赤とグレーのレンガ作りの建物を増やしすぎていると思う。
租界地に多かったかつての伝統式スタイルと言いますが…
綺麗、かつ真新し過ぎるので、もう少々歴史の重みが感じられる古さを出せないのかっと思ってしまいますが
美的感覚の違いからか、中国は綺麗に新しく作りますからね。
遺産修復の様子を見ていても、そんな綺麗にせずにありのままにしてくれない(修復)してくれないかなぁっと頻繁に思いますし。
入口には"世界会客厅"と書かれています。
きっとこれから各国の国賓は、こちらに招かれるのでしょう。
ちなみに人民英雄記念塔からも眺めれます。
右下の新しくでっかい建物が、その施設です。
ちなみにその手前にある、小さくボロく見える赤レンガの建物は
かつての日本領事館です。
(どこにでも中国共産党100周年を祝うディスプレイがあるなぁ…)
今まで隣で工事をしていたため、よく見れなかったのですが
下の写真右側にある赤レンガの建物が旧日本総領事館です。
左にあるグレーの建物は、旧国連の建物とのことです。
VIPビルディングの隣にあります。
戦後の混乱後、人民解放軍の施設、ホテル、また軍関連の施設となり
現在はどうなっているか謎です。
恐らく軍関係の施設となっていると聞いていますが…
来週6/30(水)は、きっと国家指導者が来ているので
凄いこととなっていると思います。
時間に余裕があれば、野次馬しに来ます。