上海におけるブースター接種状況(2022年1月)
最近上海市内をブラブラしていると、コロナワクチン接種会場が次々と出来て来ていることに気付きます。
こんな感じですね↑
先日娄山关路付近をブラブラ散歩しているときに、あまりにもワクチン接種会場が多かったので、その周囲の状況をレポートします。
先ず娄山关路をブラブラしていると、中国が大好きなこういった横断幕を見かけます。
平たく言うと、「新型コロナウィルスのワクチンブースター接種を行いましょう。私達は待っています」ですね。
そして側にはワクチン接種会場があります。
毎日10時から19時半までワクチン接種を受け付けています。
そして接種出来るワクチンの種類も記載してあります。
ワクチン接種が始まった2021年春頃は、接種会場によってはワクチンの種類が限られていたのですが、それから1年足らずでワクチンの量は十分に確保出来ているようです。
当然ですが、中国国産ワクチンのみで、ファイザーやアストラゼネカ等はありません。
ただ中国国内の会社だけで、これほどワクチンを開発・製造してしまう
中国の国力を感じます。(それに比べて日本は…)
ちなみにオフィスビルがあるところでは、下記写真のようにオフィスビルの下で受付を行い、接種会場へ移動するようです。
接種会場への案内も巨大でわかりやすいです。
またまた娄山关路駅付近の、臨時ワクチン接種会場↓。
右の青テントで受付を行い、左の大きい赤テントで接種を行います。
そしてちょっとしたオチ。
ワクチン接種会場から、道路を挟んで向かいのショッピングモールが封鎖されています。
入口には「設備の調整」と書かれていますが、真因はコロナでしょう。
上海市からこのショッピングモールで陽性者が出たという情報が発表されていないことから
濃厚接触者がこのショッピングモールに立ち寄ったということでしょう。
このショッピングモールに入っているKFCも封鎖です。
ショッピングモールとは内部で繋がっていませんが封鎖です。
設備メンテナンスのため、ではなく正直に「コロナのため」とは書けないのですかね?
娄山关路駅の半径500m圏内だけでも、把握出来た限りで既に3つの仮設ワクチン接種会場があります。(2022年1月中旬)
ブースター接種を進めるための、中国・上海市は非常に素早い行動が取れてます。