中国のクリスマスとリンゴ
毎年12月の中国の街をブラブラしていると、クリスマスの装飾が溢れてきます。
ショッピングモール毎に、オリジナルクリスマスツリーが飾られ
場所によっては、クリスマスマーケットも開かれています。
(上海のような大都市では、クリスマスマーケットの数も把握出来ないくらい多いです)
中国って一体いつからこんなにクリスマスを楽しむようになったかと
80后,90后(1980年代生まれ、1990年代生まれ)に聞いてみると
彼らの幼いときは(恐らく1990年代)それほど
2000年以降、クリスマスが盛り上がってきたと推測しています。
中国の経済発展とともにですね!!
正直キリスト教の国でない中国のクリスマスは
日本と同様、残念な商業クリスマスとなっています。
それでも上海は欧米人が多いため、欧州風のクリスマスマーケットなどもあり
クリスマス雰囲気は、まだマトモな方かと感じています。
さて、そんな日本と似ている商業クリスマスを迎える中国ですが
1点、日本では絶対見かけないものがあります。
それは↓
リンゴです。
リンゴは中国語で苹果(PingGuo),
クリスマス・イブは平安夜(PinAn Ye)。
最初はイマイチ理解出来なかったですが、発音が似ているということで
クリスマスにリンゴを大きく売り出しているようです。
完全なこじつけと、売上アップの商業主義ですね。
このクリスマスにリンゴっていう風習もいつから始まったのか?
私が中国に来た5,6年前には無かったと思います。
気付いたのは2018年くらいから…恐らくここ3,4年頃のことかと考えています。
ただ知り合いにアンケートした限り、最も昔の場合は10年前からあるとのこと…
ひょっとしたら来年(もしくは既に今年)、新しいクリスマスの風習が
ここ中国では生まれているかもしれません。
本来のクリスマスの意味を忘れ、やりたい放題ですね…
でも国によって、いろいろな文化が見れることは面白いとも考えます。