ADIZEOR PRIME X
Adidasもランニングシューズでは、日本より中国を重視ている現実が見られました。
その現実は下記です。
Adidasより、ADIZERO PRIME X「ソニックインク」カラー。
日本では9/2から店頭販売が始まるのに、ここ上海では8/28時点で店頭に並んでいました。
確認出来ませんでしたが、ADIZERO PRIME Xの最初のカラーが発売したときも
きっと日本より先だったのでしょう。
国土が広大、かつ気候も多様な中国では
2008年の北京オリンピック前後から健康意識が非常に高くなり
ランニングも非常に流行っています。
実際、2000年代初頭の上海マラソンでは外国人は申し込みすれば当選確実、
中国人もかなりの確率で当選していましたが
2021年現在、上海マラソンは中国人・外国人関係なく当選が難しくなっています…
(2020年はコロナ禍による参加者激減の影響もあってか、当選率10%以下でした…)
何が言いたいかというと、圧倒的にランニング人口・需要が多い中国を優先するのは
各メーカー当然の戦略で、上海では最新モデルがいち早く楽しめますということです。
それにしてもADIZEOR PRIME Xはすごい設計…
左がADIZEOR PRIME X、右がADIZERO ADIOS PRO2なのですが
圧倒的に厚底ですね…
しかしADIZEOR PRIME Xは底の厚さが50mmもあり、IAAF(世界陸上競技連盟)から認定されていないという…
つまりオリンピックやプロランナーがADIZEOR PRIME Xを履いてマラソンを走っても
その記録は認められません。
でも普通の市民ランナー(IAAF公式タイムが必要なエリート)が
PB狙うには、素晴らしいシューズかと思います。
ただ値段が2099元…
現在のレートを1rmb = 17 jpyと考えると
JPY 35,683円…
高い…
高機能ランニングシューズの価格高騰は、辛すぎる…