2021年7月1日 黄浦江でのレーザービームショー
2021年7月1日。
今日は中国共産党結党100周年という記念日のようです。
上海市では外灘(黄浦江沿い)が最も凄いことになると噂になっていたので
見物に行って来ました。
先ず初めに上海のシンボル东方明珠塔。
いつの間にか东方明珠塔の手前に100周年を記念するモニュメントが。
赤くなっているけど、普通だなぁ~と思っていたら突然ライトが消え
それぞれのビルが統一の色に。
そして东方明珠塔からはレーザー光線が発射されます。
东方明珠塔以外からも、あるゆる場所からレーザービームが出ています。
この真上の写真が、今回撮れた中で一番好きかも。
やっぱり上海市の中心は东方明珠塔ですね!!
緑色から青色へ…
ちょっと右側を見てみると震旦ビルなどで、プロジェクションマッピングが行われています。
(いや、プロジェクションマッピングなのか、別の手法なのかはよくわかっていませんが…)
中国の歴史を紹介していたようです。
毛沢東による建国宣言の様子や、上記写真のようにマカオ返還、北京オリンピックなどが撮されます。
マカオ返還の前は、香港返還。
北京オリンピックの後は、上海万博、全国に広がる高速鉄道の様子などが撮されていました。
再び东方明珠塔。青色から紫色に染まっています。
また浦西側のビルでも震旦ビルと同じ映像が流されていました。
浦西側のビルは外灘W酒店とSIPGのビルですね。
言葉はいらない。
そしてクライマックスが近付きます。
最後は共産党のカラーである赤で染まります。
下の写真は別角度で撮ったものですが、「中国共産党万歳」というスローガンと
共産主義のシンボルである鎌と槌。
こういうのを見ると、一応共産主義の国にいるんだなぁっと強く実感します。
上海中心の頂部にも鎌と槌。
そして普段は青い森ビルも赤色に。
金茂大厦も赤色になっています。
东方明珠塔は当然赤色。
东方明珠塔、上海中心も入れて写真を撮ろうとしたら「中国共産党万歳」の文字が小さくなり過ぎたので断念。
ちなみに浦东側で見上げる震旦ビル。
鎌と槌には、やはり育った国が異なるためやや抵抗というか不気味さを感じます。
ついでに別角度から撮った写真も載せます。
浦西側の延安东路から少し南側で撮った写真。
どこから見ても綺麗ですね。
ちなみに下記写真のビルの映像は、新中国建国時における毛沢東達の戦いの様子を描いたものだと思います。
日本の明治維新もそうですが、建国時の戦いは美化され過ぎているなぁっと感じます。
下記写真は上海らしく、石库门の様子を映し出しています。
ちなみに多くの人が浦东側のレーザーショーを見ていますが
浦西側の歴史建築物もライトが点滅したり、グラデーションになったりしていました。
写真ではその様子が上手く撮れず…
また和平飯店の屋根がいつもの緑色でなくて、赤色になっているのも
共産党100周年をお祝いしていますね。
浦东から浦西のレーザービームを眺めた様子。
ちなみに浦西 - 浦东を移動するフェリーは激混みでした。。
浦东側は东昌路,浦西側は复兴东路の乗り場のフェリーです。
また外灘から帰ろうとするときも、大混雑でした。
これは7/1木曜日の21時半過ぎの様子です。
信号を渡る際には、警察官がしっかりと歩道の両脇を固めます。
信号が赤の時は、道路を渡らせないようにしっかりガード。
女性の警察官はマスクをして、男性の警察官はノーマスク。
いや~とても凄い100周年記念のイベントでした。
こういった記念すべき年に上海に入れたことは、非常に幸運であると思いました。
ちなみにこのレーザービームショーは、6月30日(水)から7月4日(日)にかけての5日間
毎晩19:30~22:30間に30分間隔で行われているようです。
ショーの時間はおおよそ5~6分です。