駅名変更
中国(上海)では、来月7月に控えた中国共産党100周年記念祭に向けて盛り上がって来てます。
その一環で驚くことがありました。
地下鉄駅名の変更です。。。
地下10号線に乗って路線図を眺めていると
これまで"新天地"駅だったところが、"一大会址・新天地"駅に変わっていました。。。
駅のホームでもちゃんと変更されています。
地下鉄入口の箇所も変更されています。
"一大会址"とは上海に残る中国共産党の最も重要と言っても良い場所でもあります。
何が重要かと言うと、100年前の1921年7月23日、
中国共産党第一回全国代表大会が開かれた場所だからです。
以前から人気のある観光名所でしたが、2021年になってからの人ごみ具合
警備具体は半端なくなっています。
また地下鉄appを見てみると、新天地駅だけでなく
もう一駅、黄陂南路駅も駅名が変わったようです。
黄陂南路駅を使う用事がなかったので、ホームまで降りて確認はしなかったですが
外側から見た限りまだ変更されていませんでした。(2021年6月17日時点)
それにしても名所と結びつけた駅名変更は、日本でも聞いたことがある事柄なので
特に珍しくはないと感じているのですが…
(京阪電車で、丸太町駅、四条駅、五条駅がそれぞれ神宮丸太町、祇園四条、清水五条とそれぞれが最も近い名所の名前を付けたようです。これによって乗客増に繋がった聞いています…)
下記2点が気になりました。
・駅名が長い。
・新天地も黄陂南路も、頭に同じ”一大会址”の名前をつけたこと。
しかし初めて上海の一大会址を目指す人に取っては、駅名に名所の記載があることは
非常にわかりやすいことなので、まぁ良いのかなぁっとも思いました。
実際に、一大会址は新天地からも、黄陂南路からもほぼ同一の距離にありますし。
ただこの国の"党"の力強さを、再認識出来ました。
やるときは一気にやりますからね。
駅名の変更もあっという間でした。