上海コンビニスイーツ事情
中国、特に大都会上海は、日本とほぼ変わらない生活が過ごせると思っています。
日本料理屋は多く、クオリティーも高い。
やや高めですが、日本の化粧品やシャンプーも購入可。
日本人コミュニティーも多く、多くの人が上海で新しい友人を作ります。
数年間上海で暮らしている人は、"日本よりも上海の方が暮らしやすい"と言うくらいです。
確かに私も上海での暮らしには何不自由感じません。
でも、たまに日本と比べて残念だなぁっと感じることが一つあります。
(そもそも日本と比べること自体が間違っていると思いますが…)
それはコンビニです。
上海にはローカルコンビニを始め、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートといった日本三大大手コンビニが揃っています。
(ミニストップは見かけたことがありません。大連などでは見たことがあるのですが…)
しかし、コンビニスイーツは非常に残念なレベルです。
スイーツの種類、味、全てがイマイチ。
国によって舌が異なるのは理解するのだけど、受け入れ難いレベルです。。。
街中での行列が出来ているスイーツ店は、非常に美味しいと思えるのですが
コンビニスイーツの味は、何故???というものが多いです。
しかし最近 (確か2019年10月) ローソンが、日本でも大ヒットしたバスチーを上海にも持ち込み
上海コンビニスイーツもやや活性化して来ました。
バスチーで言うと、ファミマやセブンでもその後発売が続きました。
しかし、コンビニスイーツ文化が根付かなかったのか、新作スイーツが継続的に発売されたり、一定の商品が定番として残り続けるということはあまりありませんでした。
その状況の中、ファミマで久々に目を引くコンビニスイーツが発売しました。
抹茶バスチーです。
巴斯克と書いてバスク。
最近は巴斯克がバスチーの意味になりつつあります。
(もちろん本来はバスク地方の意味です)
値段は12.8元、日本円で約215円くらい。
ここ2,3年の日本コンビニスイーツ事情をあまり把握していないのですが
日本のコンビニスイーツとほぼ同等か、それ以上の価格ではないでしょうか?
上海でこの価格設定は高級だと思います。この辺もHitしない要因かな?
でも普通に美味しいです。
日本のコンビニスイーツと遜色ないかと。
というか日本のファミマには、こんな抹茶バスチーが発売されているのですかね?
そこがちょっと気になりました。
どのくらいの期間、ファミリーマートに置かれるかわかりませんが
普通に美味しいので、暫く店頭に残ることを希望します。