蘇州河沿いランニングコース
上海市浦西の日本人が多く暮らしている长宁区には
ランニングに適したコースがあります。
ランナーだけではなく、多くの人が散歩もしています。
その紹介となります。
場所は東は黄浦江,西は蘇州の太湖まで連なる蘇州河の南沿いです。
今回は中山公園から蘇州河沿いを西進し、虹橋空港辺りまでの約10Kmのコースです。
先ず中山公園をスタートします。
スタート直後、西に進むと凯旋路の高架下にちょっとした広場があり
運動遊具が少々置いてあります。
ご高齢の方ばかりですが、よくこういった運動遊具を使って運動しています。
中国人の運動意識の高さ、そして運動遊具をそこら中に設置してある動きは素晴らしいと思います。
↑この遊具は使用用途不明。誰も使っているところを見たことありません。。。
しばらく行くと、虹桥河滨公园。
ここは5:00am~9:00pmまでしか空いていないので、早朝、もしくは夜に行くと封鎖されており、河沿いを走れず回り道をする必要が生じます。
この虹桥河滨公园にも運動遊具を設置されており、ご高齢の方中心によく運動されています。
また虹桥河滨公园にはバスケコートもあります。
こちらは若者がよくバスケをしています。
どんどん西に進み、威宁路を越えます。
威宁路を越えたところから比較的新しい路で、確か2020年夏頃に工事が終わった記憶が…
道には上海語で"侬好""ノンハオ"と書かれています。
別の箇所には、これまた上海語で来赛と書かれています。
こうやって自分たちの言葉を大事にしようとする運動は、個人的に大切だと思います。
最近のヤングな上海人は上海語を喋れなくなっていると聞きますし…
その分英語がやたら上手なので、外国人としては楽なのですが…
またバスケコートがありました。
ここは比較的新しく2021年初めに完成したコートです。
中国人は本当にバスケが好きです。
中国で一番人気スポーツはバスケというのも理解出来ます。
さらに蘇州河沿いを西へ進むと
风铃绿地というちょっとした公園があります。
ここでも所々に運動遊具があり、皆さん運動されています。
遊具を使用せずに、太極拳を行う方もいます。
剑河路にて工事中の橋。
ここの橋は2021年4月25日にやっと掛かりました。
何年掛かったかわかりませんが、恐らく2年近く工事は低迷していたものかと。
しかし2021年5月時点、まだ工事は続いています。
下記写真が2021年4月25日に行われていた橋を架ける工事の様子です。
たまたまランニング中見かけてラッキーでした。
さらに西へ進みます。
タバコ物流会社の近郊。
ここからは本当に新しいランニングコースで2021年初頭に開通したエリアです。
この船はどこから来て、どこへ行くのだろうか…
物思いにも浸れます。
実際に使用できるのかどうかわかりませんが
太陽発電で携帯の充電を出来るベンチもあります。
意図がよくわからないモニュメントもあります。
工業デザインが何故か多いです。
そして淞虹路を超えてさらに西へ進むと
今度は临空滑行公园に入ります。
ここは私が知っている範囲での上海唯一のスケボーパークがある公園です。
(探せばスケボーパークはあると思いますが、バスケコート程見かけないのは事実です)
またこの公園近郊は麒麟开发区と呼ばれBoschやMichlinといったグローバル企業のオフィスがあります。
やや場所が不便なので、どうやって通勤しているか(恐らく送迎バスですが)やや気になります。
麒麟开发区を越えさらに西進を続けると
下記のような橋を越えます。
橋を越えると临空音乐公园です。
上海市はやっぱり公園が多いですね。
そのまま西進し、虹桥空港も近くなってきたと思ったら
下記写真のようなゲートが現れます。
どうやらここから先は6:30am~20:30pmまでしか空いていないようです。
早朝、及び夜間は気をつけましょう。
ここを通過してもさらに路が続きますが…
残念なことにここから先の道は蘇州河に沿ってはおらず、南下しています。
まだ行ったことないですが、虹桥路まで行けるようです。
蘇州河沿いでは無くなったので、戻ります。
中山公園からここまで約10Km。往復すると約20Km。(20Kmには少々足りませんが…)
家から公園までの距離を考えると、ほとんどの方が20Kmを超えるかと思います。
ロング走したい方には、オススメのコースです。